GWも大にぎわい。

有田陶器市も124万人の人出で賑わったようですが、武雄市佐賀県も話題に事欠きませんでしたね。

ちょっと遅いくらいの触れ方だけど、武雄市図書館の除籍問題。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/24/takeoshi_n_5203682.html

僕なんかは図書館のことについては本当に地元にいながら疎いほうなので、除籍のことがここまで問題になるとは想像してなかったんですよ。

特にハフポの反響は大きくて、これを見た市外や遠方の友人から「武雄市大丈夫なの?」と心配される始末。なんも言えねぇ。

僕も現市政に疑問を感じている人間なので、何が問題なのかということを自分なりに考えたりするわけで、「図書館が有名になって武雄が有名になって万歳!」って人々よりは多少の知識はあると思っているけど、除籍問題をあまりつぶやかなかったのは、図書館に疎いことのほかに、すでに自分が「武雄市政ってこんなもん」というのに甘んじているからかもしれないですね。フツーの市に暮らすフツーの人々なら「郷土資料除籍とかどうよ!」って考えることを考えられなくなっているのかもしれない、と思うと、武雄に住むことで驚愕の閾値が下げられているということかもしれません。

 

それと後半では、佐賀県の県立高校タブレットのお話。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140503-00000001-asahi-sci

こっちのほうが、僕にとってはまだ身近な問題でもありました。僕の子供も数年でたどり着くところだもんね。

これもネット上では賛否両論あるようで。

ITに強い人々は、そろって「ありえないミス」だとの指摘がありますね。

設計が悪くちゃ「運用で回避」にも、限度があるんです! - Soukaku's HENA-CHOKO Blog http://www.downtown.jp/~soukaku/archives/2014/0502_233251.html 

僕もITにはまったく強くないので、「プロキシが〜」とか「マザーが〜」とか言われると?????とついて行けなくなるのですが、そんな僕でもわかるのは、ダウンロードのスピードはファイルの大きさと回線(表現合ってますかね)の太さ(=速度?)による、ということ。

……と言うか、そもそも僕はこの意見に賛成です。

授業時間削って、生徒自らがインストール、だと… - Soukaku's HENA-CHOKO Blog http://www.downtown.jp/~soukaku/archives/2014/0504_170507.html 

最初からインストールしとけばよかったのに。それか宿題にして「○日までにやっとけ」とかさ。インストールを学ぶことも授業のうちと言うんなら、自学自習たい。家ではネットにつなげない設定なら、放課後とか、朝早くとか、学校開放して生徒に各自やらせればよかったんじゃないの?

どっちにしても、教職員と生徒には多大な負担になるわけだね。

そして賛成派の話はこの辺りですかね。

http://newspicks.com/w/news/424411

いくつか抜粋してみましょうか。

「うまくいかないことがわかった!これは貴重なサンプルだ」そうです、佐賀県くらいの自治体ではこの程度のIT人しかいないということがわかりました。

「他県に先駆けてどんどん挑戦して、どんどん失敗すればいいと思う」そのためのお金はどこから捻出されるのでしょうかね。

「失敗は、挑戦した者だけが唯一できる経験だ」この方にはその下で出ているコメントを送ります。「無責任。これが入試や手術なら謝ってもすまない」

 

佐賀県にしろ武雄市にしろ、「新しいことをどんどんやれ、失敗してもすぐ取り返せる」と、首長もその取り巻きも言ってるようだけど、例えばこれが原発再稼働だったり、ミサイルなんかの武力兵器だったりしても、同じこと言うんですかね?

世の中には、慎重にやらなくてはいけないことがあるわけですよ。

それとも、自治体に慎重さを求める僕は、時代遅れなんですかね。